新型コロナウイルス感染症特別貸付について(日本政策金融公庫)

新型コロナウイルス感染症特別貸付について(日本政策金融公庫)
コロナ対策の融資でいちばん使いやすいのがコレ!
コロナ対策の融資の制度は色々なものがたくさんあります。
「けっきょく、ウチはどれを使えばいいのかな…?」
「コロナの影響で、今後の見通しがわかりづらいから資金調達しておきたい」
こんな考えの人も多いと思うので、今回はコロナ対策の融資の中で一番使いやすいといえる日本政策金融公庫の「新型コロナウイルス感染症特別貸付」について解説します。
(以下、特別貸付と書きます。)
※コロナ対策の融資について、どのようなものがあるか知りたい方は、こちらのYouTube動画で解説しましたので、ご覧ください。
なぜ新型コロナウイルス感染症特別貸付が一番使いやすい?
日本政策金融公庫の特別貸付が一番使いやすい理由は、以下のとおりです。
①審査結果が出るのがほかの金融機関と比べて早めである。
②申請の必要書類が比較的少なめである。
※信用保証協会付の融資は、区役所や市役所で認定書を取得する必要があったり、商工中金の融資は、商工中金との付き合いが6ヶ月以上必要だったりとさらに用意する書類が増えます。
特別貸付の要件
特別貸付に申込ができるのは、最近1か月の売上高が前年または前々年と比べて5%以上減少している個人や法人です。
※くわしくは、以下をご覧ください。
ご利用いただける方
新型コロナウイルス感染症の影響を受け、一時的な業況悪化を来している方であって、
次の1または2のいずれかに該当し、かつ中長期的に業況が回復し、
発展することが見込まれる方
最近1ヵ月の売上高が前年または前々年の同期と比較して5%以上減少している方
業歴3ヵ月以上1年1ヵ月未満の場合等は、最近1ヵ月の売上高が次のいずれかと比較して5%以上減少している方(1)過去3ヵ月(最近1ヵ月を含みます。)の平均売上高
日本政策金融公庫ホームページより引用
(2)令和元年12月の売上高
(3)令和元年10月から12月の平均売上高
申込の必要書類
特別貸付の申込に必要な書類は以下の書類などです。
【個人の方】※④、⑤、⑥は公庫と現在取引がない場合。
①借入申込書
(表面および裏面を両面印刷、または2枚とも出力のうえ提出)
②新型コロナウイルス感染症の影響による売上減少の申告書
③最近2期分の確定申告書(一式)のコピー
(青色申告の方は青色申告決算書、いわゆる白色申告の方は収支内訳書を含む)
④ご商売の概要(お客さまの自己申告書)
⑤運転免許証(両面)またはパスポート(顔写真のページ及び現住所等の記載のあるページ)のコピー
⑥許認可症のコピー(飲食店などの許可・届出等が必要な事業を営んでいる場合)
【法人の方】※④、⑤、⑥、⑦は公庫と現在取引がない場合。
①借入申込書
(表面および裏面を両面印刷、または2枚とも出力のうえ提出)
②新型コロナウイルス感染症の影響による売上減少の申告書
③最近2期分の確定申告書(一式)のコピー
(勘定科目明細書を含む)
④法人の履歴事項全部証明書または登記簿謄本(原本)
⑤ご商売の概要(お客さまの自己申告書)
⑥運転免許証(両面)またはパスポート(顔写真のページ及び現住所等の記載のあるページ)のコピー
⑦許認可症のコピー(飲食店などの許可・届出等が必要な事業を営んでいる場合)
↓こちらも併せてご確認ください。日本政策金融公庫ホームページ
https://www.jfc.go.jp/n/finance/saftynet/pdf/covid_19_info_a.pdf
大まかな流れ
①融資の申込をする。
※郵送、インターネット、窓口持参の3つの方法がありますが、郵送が一番おすすめです。インターネットはかえって時間が掛かってしまうようです。窓口は非常に混みあっているため、郵送申込がベストです。
②日本政策金融公庫より面談日時の連絡がくる。
※このとき追加資料提出の指示がくることがあります。
③日本政策金融公庫での面談
④審査通過、契約書の提出
⑤口座への入金
審査通過率
2020年4月末現在、それぞれの金融機関のコロナ融資の審査通過率は以下となっているようです。
・日本政策金融公庫 約60%
・商工中金 約10%
・信用保証協会付融資 約80%
特別貸付はコロナ融資の中では一番利用しやすいと書きましたが、意外にも審査通過率は約60%にとどまっています。
審査を通りやすくするために
融資の申込をしたものの、審査が否決となってしまった場合は、融資を受けることができません。
コロナの影響で先行きが不透明な中、キャッシュはなるべく多く確保しておきたいですよね?
当事務所(ライフインジャパン行政書士事務所)では、コロナ融資の申込のサポートを行っております。
融資専門の行政書士として、必要書類の準備、審査を通りやすくする書類の作成、オンライン(ビデオ通話)でのアドバイスなどを行っています。
また、行政書士15名による全国チーム(コロナ融資サポート連絡協議会)も運営していますので、東京以外の地域にお住まいの方も、わたしのチームの優秀な行政書士をご紹介することで直接アドバイスを受けることができます。
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佐藤 大河(さとう たいが)
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コロナ融資サポート連絡協議会
TEL03-6303-1664 LINE: river_66
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