自分は、2017年の行政書士試験に独学で2か月と3週間の勉強時間で合格した。
※ただし公務員試験の知識があったので、完全な初学者ではない。
その時の独学の勉強方法は以下の記事で見てほしい。
行政書士試験に2か月&3週間で短期合格した独学勉強方法

今回は、「行政書士試験の記述式対策をどうすればいいのか?」というテーマで、記述式対策にしぼって記事を書く。
受験したのは、2017年だけど、これから行政書士試験の記述式対策をする人の参考になるように最新の情報を踏まえているので安心してほしい。
ちなみに以下の通り、ぼくは記述式の点数は44点/60点(約75%)の得点率だったので、わりと余裕を持った高得点と言っていいと思う。

これから行政書士試験を受ける人はぜひ参考にしてほしい。
行政書士試験の記述式対策で大事なポイント
過去問の暗記は時間の無駄
行政書士試験の記述式対策をするにあたって、過去の出題テーマを見てみたんだけど、まったく同じテーマが2回出題されていることはなかった。だから苦労して暗記しても意味がない。
それならどうするか? 出題されそうなテーマをまず調べることだ。
出題テーマを予想する【ヤマを貼る】
行政書士試験は、択一式の方がボリュームが多いし、勉強すべきことはたくさんあるので、記述式対策の勉強に無限に時間を使う訳にもいかない。
いちばん効率がいいのは、自分が受ける本試験で出題されそうなテーマにしぼって暗記することだ。
暗記した記憶を維持するのも大変なので、本試験の直前期にまとめて一気に暗記するのがよい。
そうすれば記憶をキープする期間も短くて済むから効率がいい。
ぼくは、アガルートという出版社の記述式対策テキストと、直前予想模試(成美堂とLEC)で出題が予想されているテーマ(合計38 問。全く同じ内容の問題もあったため実質合計35 問程度))にしぼって暗記した。
これだけの数の出題可能性が高いテーマを暗記していけば、よほど運が悪くない限りは記述式で合格点は取ることができる。
この勉強方法で、記述式は44点を取れたので、充分過ぎるくらい得点ができた。
行政書士試験の記述式対策で使って合格できた教材 まとめ
ぼくが行政書士試験の記述式の勉強で使ったのは次の教材だ。
・2017年版 行政書士試験 記述式対策完成への50問 -過去問30問+予想問題20問-(アガルート社)
・直前予想模試 2社分(成美堂、LEC)
・YouTubeの予想動画 29 年度「択一から予想する記述式問題」(ユーキャン行政書士) 無料
Amazonで見たところ、現在は、アガルート社は記述式用の問題集を出版していないようだ。
なので、自分がいま、勉強するなら以下のLECとTACの記述式対策問題集を手に取ってみて内容を確認してから選ぶかもしくは両方とも購入する。


自分が受ける本試験で出題されそうな記述式テーマを、36問くらい暗記して書ける状態にしておけば、合格点は取れると思う。
そこまで記述式対策をきちんとできていない受験者の方が圧倒的多数のはずだ。
LECとTACの記述式対策問題集でかぶっている予想テーマもあるはずなので、自分で修正してもいいと思う。
直前予想模試については、成美堂もLECもすべての問題を解いたけど、記述式も含め、問題・解説の質は良かった。
ちなみに直前予想模試を解くときは、時間を測って解いたけど、択一を解くときには記述式は解かなかった。
あくまでも記述式対策はまとめてやった方が効率がいいから、択一の勉強とは分けて考えた方がいい。

YouTubeで観た行政書士試験の記述式出題テーマ予想が見事に的中した
無料で観られるYouTube(ユーキャン)で、本試験で出題されそうな記述式テーマの予想をする動画があったので観た。
たしか3問の予想テーマがあったんだけど、そのうちの1問が、ほぼそのままの形で本試験で出題された!
試験中、「っしゃああ!キタコレ!」と思った。
なので、以下に予想テーマのストックを頭の中に入れておけるか?が勝敗を分ける。
本試験では、書けそうなんだけど、緊張もあって、すぐに思い出せないテーマが1問あった。
思い出そうと考えて粘っていると時間をロスするので、ほかの択一の問題に移って、後からまた解くことにした。
すると、戻ってきて再度そのテーマに取り組んだときに、なんとか「そっか!こう書けばいいな!」とひらめくことができた。
そのひらめきも「記述式の予想テーマを暗記して頭に入れておいたこと」がヒントになったし、択一の勉強の知識もあわせて何とか書くことができた。
記述式テーマの出題予想YouTubeは必ず観ろ
以下はこの記事を書いている段階で最新の動画。
自分が受けるタイミングで最新版がアップされている場合は、そっちを観てほしい。
【行政書士・出題予想】「2024年度試験 民法&行政法 結果を決めるこのテーマ!」(ユーキャン行政書士講座)


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