UAE(ドバイ) ゴールデンビザの申請プロセスについて

こんにちは。
東京港区の特定行政書士の佐藤と申します。

このページでは、UAE(ドバイ)のゴールデンビザ(不動産購入)の申請の大まかな流れについて書いていきます。

※不動産購入のゴールデンビザをメインとして書いていきますが、他の区分のUAEゴールデンビザの申請についても参考になると思います。

※ビザ申請の条件などは、頻繫に変更されますので、最新情報についてはご自分でもご確認いただくことをオススメします。

※このページは新しい情報が入り次第、随時更新予定です。

※内容には万全を期しておりますが、万が一間違いがあったとしても責任は負いかねますのであらかじめご了承ください。

UAE(ドバイ) のゴールデンビザは5種類ある

UAEのゴールデンビザは以下の5種類があります。

①不動産購入 200万AED以上の不動産購入

②専門家
 医師、スポーツ選手、発明家、芸術家などその道のスペシャリスト向け

③優秀な学生
 世界大学ランキング上位の大学卒業者など、非常に優秀な学生向け

④起業家
 UAE国内において、政府の条件をクリアする起業者向け

⑤投資家
 UAEの投資ファンドに投資する人向け


上記の中で、②と③は対象になる方は少ないと思います。
④や⑤も、細かい条件があるので、UAEのゴールデンビザで取得しやすいのは、①不動産購入と言えるでしょう。
ゴールデンビザの有効期限は5~10年間です。

不動産を買った後に、ゴールデンビザを申請する

不動産購入者向けのゴールデンビザ取得をお考えの方は、まずはUAE国内の不動産(200万AED以上の物件)を購入する必要があります。

日本国籍を持っている日本人は、30日間であればビザなしでUAEに滞在できます。

200万AEDというと、日本円で約8,000万円です。
諸費用など余裕資金も含めると9,000万円弱と考えた方が良いかもしれません。

この金額の不動産であれば、実際に物件を見てから購入を決める方の方が多いと思います。

なので、UAEで30日間以内の滞在期間で不動産仲介業者さんを訪問して内見するのがよさそうです。

UAE(ドバイ)ゴールデンビザの具体的な申請方法

うちの事務所にも、ゴールデンビザの申請を考えている方からお問い合わせがあり調べてみました。

UAE政府のホームページを確認したところ、UAEのゴールデンビザ申請は、「ワンタッチゴールデンビザサービス」と呼ばれるWEB(ICP Smart Services)からの申請が可能なそうです。

UAE政府ポータルホームページ ↓ゴールデンビザ
https://u.ae/en/information-and-services/visa-and-emirates-id/residence-visas/golden-visa

実際に入力画面を確認したところ、必要な書類が揃っていれば、入力自体はそこまで時間がかからず完了できそうな印象でした。
※ただ、わからない項目などがあるとそこを調べて準備するのに、かなり時間がかかるとは思います。
※入力を間違えてゴールデンビザが不許可になる可能性もあるので、安易に自分でトライするのはオススメしません。

はじめてUAEのビザ申請をする人が、「自分でWEBでゴールデンビザの申請をする」 というのは、実際はかなり困難かと思います。
(アラビア語翻訳は自動変換で画面上でされるのですが、日本人の氏名をアラビア語でどう発音するものとして登録するのか?という問題があります)



↓ ICP Smart Services

UAE(ドバイ)の不動産会社に、ゴールデンビザの申請もサポートしてもらおう

UAEの不動産を購入するにあたり、不動産だけではなくゴールデンビザの申請も一緒に聞いてみるのがオススメです。

不動産会社には、不動産購入だけサポートしてもらって、ゴールデンビザの申請はビザのエージェントに依頼ということもできると思いますが、ご自身の情報を説明する手間が2度かかります。

ワンストップで、UAEの不動産仲介業者にゴールデンビザの申請も相談してみるのがベストと言えるのではないでしょうか。

UAE(ドバイ)のビザ申請向け書類の英語翻訳・大使館の領事認証取得をサポートしています

当事務所では、UAEゴールデンビザの申請自体はサポートしていませんが、UAEに提出する文書の英語翻訳や大使館領事認証の取得をサポートしてます。
※詳しくは以下のページをご覧ください。

UAE(アラブ首長国連邦、ドバイ)向け文書の領事認証取得について【UAE大使館、公証】
https://satotaiga.com/certificate/uae-dubai/

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