預金封鎖 対策を考えてみる

最近は世界のあちこちで戦争が多いですね。
ウクライナ戦争、イスラエル戦争、そして台湾有事、NATOとロシアの衝突…。

日本では1946年に預金封鎖が行われましたが、最近また預金封鎖がされるのでは?というウワサもありますね。

ご存知の方も多いと思いますが、税務署(国税庁)は、国民の銀行口座の取引を自由に見ることができるとされています。

自分の資産を現金で保有していて、口座に入れている場合、預金封鎖がされてしまうと、国に預金が没収されてしまいますね。
新円切り替えは、現金として自宅に保管されているタンス預金のあぶり出しが目的なのでは?という説もあります。

そこで預金封鎖の対策のために、預金や現金以外でどのように資産を守るのがよいのか考えてみます。

預金封鎖 対策1. 貴金属の現物

金(ゴールド)、銀(シルバー)などの貴金属。
1日200万円以上購入する場合は、犯罪収益移転防止法により本人確認書類などの提出が必要とされます。
ただ、200万円未満であれば、本人確認書類提出は不要で購入可能。
金は史上最高値を最近更新していますが、銀はそれに比べると割安感がある状況です。
1オンスの銀貨であれば、種類にもよりますが、5,500円~6,000円前後から購入ができます。

預金封鎖 対策2. 高級腕時計

リセールバリューの高い(売る時に高く売れる)腕時計も、資産保全の手段として役立つ面もありそうです。
高級車などもリセールバリューの高いものはありますが、自動車だと腕時計よりもサイズが大きいので保管に場所が必要です。自動車は車庫の登録などもあるので、財産税という形で没収されてしまうリスクはありそうです。

ただ、リセールバリューが良いロレックスなどの腕時計は、定価で買うのが困難な状況ではあります。
どのモデルが人気なのか、逆に不人気モデルがどれなのか?を考える必要があります。
アンティークものは、より詳しい知識が要求されるので、最近の新しいモデルを購入するのが初心者にとっては無難なのではないでしょうか。

預金封鎖 対策3. 仮想通貨(暗号資産)

銀行預金の没収と比較して、仮想通貨(暗号資産)の没収は法律的に後回しにされるかもしれません。
ビットコイン(BTC)、リップル(XRP)など需要が将来的にも底堅いと思われる仮想通貨にしておくのも一つの方法かもしれません。
リップル(XRP)やステラルーメン(XLM)は、海外送金において今後、非常に役立つ手段として存在感を高めていくものになり得るとして注目を集めてもいます。

不動産は政府に没収される可能性も?

預金封鎖とは少し違う話になりますが、最近はグレートリセットと呼ばれる経済システムのリセットのウワサも出ています。
もしこれが本当に行われることとなった場合、個人名義の不動産や、国内法人名義の不動産は政府に没収されてしまうかもしれません。



資産をどの国に保有するのか、どのような形に変えて保有するのか、ご自身の価値観や人生設計も踏まえて、見直す時期が来ているかもしれないですね。
そもそも預金封鎖が起きないとしても、日本は税率の高い国です。

税制面のメリットと、財産税・預金封鎖からの資産防衛として海外で資産を運用するのも有効かと思います。
※海外へ生活拠点を移す場合は、非居住者認定・出国税の話なども絡んできます。

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